yondekuretearigatouのブログ

はじめまして。

宮野さんのアリーナツアーが発表されましたね。

昨年行われたツアー「LOVING!」で宮野さんは「10周年の前にやることに意味があるテーマ」と言っていました。

当時はその意味がよくわからず、なんでメモリアルイヤーまであと少し温存せずに中途半端な9周年にやったんだろう？それに意味があるってどういうこと？9年の積み重ねってことなのかなあくらいに思っており正直消化不良気味でした。

しかし土曜日にアリーナツアーが発表されて漸く府に落ちたというか、なんとなくこうじゃないかなと思っていたことの答え合わせができた気がしたことを書きます。

まず、発表されたツアーと前回のツアーを数字でまとめてみました。キャパはググって出てきたのをほぼそのまま載せているので誤差があるかもしれませんがご了承ください。

アリーナであるから当然会場内での距離感も遠い。地方にも行かないから我々から会いに行くことになる。

今回発表されたのはホール公演を行わないアリーナツアーであることに加え、本州ひいては主要三都市のみでの開催となる。宮野さんが地方に会いに行かないツアーだ。

どの立場で言ってるんだ手かんじなんですけど前回までと数字だけで比較すると距離が遠くなったと感じてしまう。

そして前回のLOVING!

地方でのホール公演が5か所7公演。初開催の地も多かった。

このツアーのMCで宮野さんは「アットホームなツアーにしたかった」と言っていた。さらに「10周年の前にやることに意味がある」とも………………

ん！？そういうことか！！！！

一般に会場を抑えるのはだいたい一年くらい前。ということはLOVING!期間中、はたまた「THE LOVE」制作のころからアリーナツアーを行うことは既に決まっていた。

宮野さんはそれを見据えた上で”ライブでやることを考えながら”「THE LOVE」をつくって、地方のホールを多く回った。

ものやことを作りだしたり表現したりといったアウトプットをするためには当然インプットが必要です。例えばAMAZING!はLA訪問が大きなインプット源でした。

LOVING!というツアーはインプット源もアウトプット先も”ファンのみんな”であり宮野さんと私たちの間の関係だけですべてが完結している、いわば閉鎖的な空間でした。

しかもこのツアーはOPから幕間、セットリストまで全て一貫して「テーマパーク」の中で巻き起こっていました。

LOVING!はインプット元もアウトプット先も私たちファンで完結していて、それをテーマパークっていう宮野さんが支配人を務める私たちと宮野さんしかいない空間内で表現してくれたんです。

さらにこの時間がこれからの僕の力になると言ってこのツアー自体もインプット源にするような発言もありました。

”この時間や風景や思い”が宮野さんの”これから先”の力になると。

「テーマパークをつくりたかった」「愛をテーマにしてみたかった」「それを10周年の前にやれたことに意味がある。」

おわかりでしょうか。

テーマパークも愛ってコンセプトも10周年までとっておくこともできた。

けど宮野さんはその手前、主要都市でのアリーナツアーの前に、少し遠くに感じるプロジェクトの前に、10周年という節目の年を迎えて間違いなくさらに躍進するその前に、敢えて「THE LOVE」「LOVING!」をやってくれた。

すこし立ち止まって我々と”愛を確かめ合って”くれたんですね。

なんてこった。大好き。

しがみつくから置いてかないでね。

みんなが伝説とか至高って評価するTRAVELING!には間に合わなくて泣くことも多いけど10周年には間に合った。

そのことを喜べる年にしたいです。

宮野さんが本当はどう考えているのかはわからないけど私はこう思いました。

ツアー楽しみにしています。投票する曲決めらんねえー

声優さんが好きなわけではなく好きになった人がたまたま声優だったのです。